
光の作家と呼ばれる現代アーティスト、ジェームズタレル
日本でも金沢の21世紀美術館や、直島の地中美術館、熊本市現代美術館などで作品を見ることができます。
私も直島の地中美術館で作品を見たことがありましたが、今回は宿泊体験型!新潟『光の館』に未就学児を連れて子連れで宿泊して来ましたので、泊まってみた感想や、子連れで宿泊時の注意点などを紹介します!
光の館とは? 見どころ紹介

ジェームズタレルが越後妻有地域のために作成した『瞑想の館』
12.5畳の広々とした和室の天井にはスライド式の屋根があり、自由に開閉が可能。
そして、開かれた天窓から移りゆく空の景色を見ることが出来ます。
豪雪地域に建設された、伝統様式に則った高床式の建築も見どころの一つです。

見どころ①ライトプログラム
なんと言っても光の館の見どころは、宿泊できる!というところです。
悪天候でなければ自由に天井の屋根の開閉が可能で、サンライズとサンセットの2回、ライトプログラムがあります。
お昼の12:00〜15:00(4月1日〜10月31日まで)11:30〜14:30(11月1日〜3月31日まで)は見学時間となっており、その時間帯は宿泊者以外も見学できますが、ライトプログラムは宿泊しないと見ることができません。
私が宿泊した時は、朝3:30頃〜夕方18:30頃〜の2回ライトプログラムがありました。
日の出と日の入り時間に合わせたプログラムなので、時間もシーズンによって異なります。

大体30〜40分くらいでしょうか?
雲や風があると空の景色が変わり面白かったです。

じわじわと時間をかけて様々な色にライトアップされていく天井。
視覚効果?で空の色が壁のライティングによって、ベージュに見えたり、真っ青に見えたり・・・ライティングの変化によって全く違う色に見えるのはとても不思議でした。
これには子ども達も大興奮!
見どころ② お風呂
こちらも宿泊者のみが体験できる特典です!
お昼の景色↓

大きな窓から見える緑がとっても綺麗です。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープが備え付けであり、シャワーも2つありました。
夜バージョン↓


夜のお風呂は本当に真っ暗!
どれがシャンプーかもわからない程(笑)なので、明るい内に洗って夜は入浴だけをオススメします。
私は見えなすぎてボディーソープで頭を洗ってしまいました。
子どもは真っ暗すぎて怖がっていたので、子どもは明るい時間帯に入浴するのが良いかもしれません。
実際にお風呂に入ると、自分の体が発光して見えて、とても面白かったです。
こちらは実際に入ってみて体感した方が感動すると思うので、写真は載せないでおきます。
光の館 施設内を写真で紹介
玄関(2階)
高床式のため、玄関は2階に位置します。
玄関の扉の中には大地の芸術祭の雑誌や本が置いてありました。
草履やコートをかけるハンガーも。

天井が開く12.5畳の大広間(2階)
ちゃぶ台が一つありました。
大きな窓から見える景色が最高!

キッチン横にある6畳の和室(2階)
大きめのちゃぶ台が2つあり、食事をする場所のようです。
2方面に障子があるので、キッチンと仕切ることも可能です。

キッチン(2階)
食器、炊飯器、食洗機、電子レンジ、鍋やフライパン、包丁、布巾など、一通り全て揃っています。
コンロはIH仕様でした。
エプロンまで用意されていました。

引き出しの中も綺麗に仕分けされていて見やすかったです。

唯一の欠点・・・ライトがオシャレすぎて、肉が焼けているかどうか分からない(笑)
普通のライトも欲しかったけど・・・ワガママですかね(笑)
子連れの方は食器が全て陶器なので、心配でしたら子ども用のコップとお皿は持参した方が良いかもしれません。
贅沢に、出張料理人とか、ケータリングをお願いするのもアリかも。
外廊下(2階)
全部屋を囲むように外廊下があります。
子ども達はここで走り回っていました(笑)
天気が良い日はここにちゃぶ台を出してモーニングも良いかも♪

階段を降りて1階へ・・・1階には和室1部屋とトイレ2つ、お風呂があります。
廊下(1階)
廊下もおしゃれです!バスタオルやドライヤー、布団のシーツなどはこちらに置いてありました。
布団は自分で敷くスタイルです。

洗面台付きのお手洗い(1階)
お風呂を出たすぐの場所に2つありますので、大人数の利用でも安心。
ハンドソープや、綿棒、コットン、コップが置いてありました。

8畳の和室(1階)

お庭がとっても綺麗で、2階の景色とはまた違う美しさ。
玄関のようなスペースがあるので、ここに靴を置いてお庭に出ることもできるのかな?
伝統建築らしいので、昔はこういう作りの家が多かったのでしょうか。
お風呂(1階)外から見たバージョン
網戸を開けると露天風呂気分で入浴できます。
夜のライトアップも素敵だけど、朝風呂もオススメです!

光の館の宿泊料金について

宿泊料金はシーズンによって異なります。
【施設利用料】
4月1日〜11月31日まで30000円(1泊)
12月1日〜3月31日まで25000円(1泊)
【宿泊費】
土日祝日 中学生以上6000円 小学生3000円
平日 中学生以上5000円 小学生2500円
【寝具利用料】
1人700円
【ごみ処理料】
1人200円
ややこしいですが、施設利用料+宿泊費+寝具利用料+ゴミ処理料金が必要です。
大人数で行った方が施設利用料を割れるのでお得ですね。
タレルも3家族での利用を想定して設計している様なので、2〜3家族で行くのがオススメです。
チェックイン時刻とチェックアウト時刻
チェックイン 16:00
チェックアウト 10:00
※ライトアップの時間があるので、チェックイン時間には到着していた方が良いです!
施設案内に20〜30分くらいかかるので、冬場で日の入りが早い時は特に早めのチェックインをオススメします。
要注意!宿泊時の注意点
食材は油や調味料含めて何も置いていないので、持参必須(近くに歩いて行けるスーパーやコンビニは無し)
全体的に照明が暗く、バリアフリー設計では無いので、小さな子どもやお年寄りは注意
布団は自分たちで敷く必要あり
少人数で利用する場合は、他のお客様と同泊の可能性あり
各部屋に鍵は無し
雨天や雪などの悪天候の時は天井の開閉ができない
連泊の場合、見学時間帯(10:00〜15:00頃まで)は荷物を全て館内から出す必要がある(冷蔵庫に入る物のみOK)
瞑想の施設なので、文豪とかはこういう場所で1人で執筆したりするのかなぁ〜なんて思っていたけど、少人数の場合は他の方と同泊の可能性があるんですね・・・
鍵もないし、ちょっとそれは嫌ですよね。
子連れ家族とカップルの同泊とか考えたら・・・(汗)
やはりグループでの利用をおすすめします!
そして、連泊の場合は一般見学の時間帯に荷物を全て引き上げる必要があります。
冷蔵庫に入るもののみ、入れっぱなしでOKですが、あまり買い込みすぎないよう注意です。
周りには何もないので、車で行くことをオススメします。
気候や室内温度、服装について
5月頃に行きましたが、夜はまだ肌寒く、ライトダウンを着ていました。
十日町は豪雪地帯で有名ですので、行く時期に合わせて持っていく服装は要注意です。思ったより寒いです!
冬場はスノーシューズが良いと思います。
室内は冷暖房があるのでご安心を。
部屋だけでなく全館暖かかったです。
満月が近かったので、外に出ても夜空が明るく綺麗でした!
私が行った時は、天窓から月は見えなかったけど、季節によって月が見えたりするのかなぁ〜
あの天窓から、月や流れ星とか見てみたいな〜!

周辺環境について
光の館周辺は、田んぼが広がっています。
5月末はちょうど田植えの季節で、水田に移る青空が本当に綺麗。

夏の緑の田んぼや秋の稲穂も綺麗なんだろうなぁ〜
光の館の近くにも、歩いて行ける大きな公園があります!
『子どもが裸足で遊べる様にゴミや煙草はやめましょう』という看板があり、裸足で遊べるように配慮された公園のようです。
子ども達も裸足で芝を走っていて気持ち良さそうでした。

公園の遊具は、滑り台やブランコ、ターザンロープ?や土管があって、幼児〜小学生の子どもたちは十分に楽しめていました!

↑3歳の娘がどハマりした、うねうね滑り台

土管入りたくなるよね〜!
公園の隣にも、いくつかアート作品がありましたので、一緒に見る事ができます。
公園には広い駐車場もありました。
車で30〜40分で清津峡や、絵本と木の実の美術館、1時間程で弥彦神社もあります。
新潟は温泉もたくさんあるし、色々巡ってみるのも楽しそうです。
最後に
いつも旅行だと夜は疲れて子どもたちにテレビを見せてしまいがちでしたが、宿にテレビがないので一緒にトランプをしたり絵を描いたり、ゆっくりとした時間を過ごせました。
タブレットに頼らずに子ども達と2泊できた事が嬉しかったです!
ホテルではないので、食事や布団は自分たちでやらなければいけませんが、みんなで楽しく布団を並べたり、少ない調味料でする料理作りも良い思い出♪
素敵な旅になりました。
新潟、光の館で大切な人たちと皆で、ゆっくり空を見上げる時間を過ごしてみては?