
みなさん子どもの性教育について考えたことはありますか?
- いつ頃から始めれば良いのか?
- なぜ必要なのか
- どこまで具体的に話すべきなのか
悩んでいる方も多いと思います。
今回、3歳と4歳の娘に性教育の絵本を買ってみました。
性に関することは、一人一人違うが故にとてもデリケートで、傷つきやすくなるジャンル・・・
無知が理由で傷ついたり、傷つけたりして欲しくなくて性教育について考えました。
同じような悩みを持つ方のお役に立てたらと思います。
幼少期からの性教育が必要だと考えた4つのきっかけ

子どもの性教育の必要性はネットなどでさまざまな事件を目にして、いつかはやらないといけないんだろうなぁとは思っていました。
私は現在30代後半です。
親から性教育をされた記憶は、初潮を迎えて初めて生理が来たときに、ナプキンの使い方などを教えてもらった位しかありません。
学校でも小学生の頃に生理や体の仕組みについて授業で触れたくらいで、性に関する知識はほとんど友人やネット、雑誌などから得たと思います。
性に関することは日本では何となくタブーとされていて、親と性について話す機会がありませんでした。
そんな私が親となり、幼少期から性教育が必要だなと感じたきっかけが、いくつかありました。
①生理のとき、子どもとお風呂に入る際に説明が必要になった
みなさんは生理の時、子どもとお風呂どうしていますか?
我が家は基本ワンオペ育児なので、生理の時も子どもと一緒にお風呂に入ります。
赤ちゃん〜2歳くらいまでは子どもたちもあまり気にせず、血が出ていることを指摘されても『痛くないから大丈夫だよ〜』など適当に答えてスルーできていました。

でも、3歳を過ぎた頃から
『ママ!血が出てる!!!!』と本気で心配され始めました。
『ママ・・・いっぱい血が出てる・・・痛くないの?』
『ママ、おまたにお怪我しちゃったの?』
『ぶつけちゃったの?』
だんだん質問内容が増えて来て、毎回とても心配されるので、あ〜そろそろ説明しないとな、と思い始めました。
②子どもに外出中のマナーを教える必要性を感じた
2〜3歳の頃って、ウンチ、おしっこ、おまた、おちんちん!が楽しい時期ですよね。
何があんなに面白いのか全く分からないけど、誰かが言い出すと大爆笑。
『ワンちゃん大好きな人〜!』 『は〜い!』
『お尻大好きな人〜』 『は〜い!(爆笑)』
『おちんちん大好きな人〜!』 『きゃ〜!!!!(大爆笑)』

オイオイ、やめてくれよ〜〜と思いつつ、
『そういう事を大きい声で言うのやめなさい!』とざっくりした事しか言えていませんでした。
なぜダメなのか、きちんと説明できていないと子どもは分からない、と感じました。
③子どもが体について興味を持ち始めたから
4歳になった娘は体の仕組みに興味を持ち始めました。
なんで、パパにはお髭があってママにはないのか?
大きくなったら、お股のお髭(陰毛のことです笑)が生えてくるのか?
血は赤いのに、なんで血管は青いのか?
ハーフのお友達の目は何故青いのか?
このような『なんで?』が急に増えてきました。
④性被害は身近なところにあると感じて、身を守る方法を知るべきだと思った
ネットで目にした2つの事件は、同じくらいの子を持つ私にとって衝撃的な内容でした。
1つは、熊本でショッピングモールでお会計時に娘さんがトイレに行きたいと言ったため、レジの目の前にあるトイレに1人で行かせたところ、多目的トイレで犯人に殺害されてしまった事件
2つ目は、園児同士で起きた性暴力の事件。同じ園の児童から定期的にパンツの中に手を入れられて触られていた、というものです。
4〜5歳は急にお姉さん・お兄さんになり、1人で動けるようになっくる時期。
2〜3歳の頃は危なっかしくて常に目を向けていたけれど、『ちょっと待ってて』ができたり、ある程度言うことを聞けるようになり、親の注意が緩む時期だと思います。
この時期になる前に、自分の体についてや、守らなくてはいけない大切な部分があることを教えなければならないな、と感じました。
性教育の絵本を買ってみた!おすすめの絵本紹介
ネットでいろいろ調べた結果、自分で説明は無理だと思い、絵本を購入して反応を見てみることしました。

大泉書店 だいじだいじどーこだ?
大泉書店 【はじめての 『からだ』と『性』のえほん だいじだいじどーこだ?】
産婦人科医の遠見才希子さんが書いた絵本です。
初めての性教育に最適!とのレビューを見て購入しました。

この本のポイント
だいじだいじ・・・と繰り返しの言葉で子どもが読みやすく、理解しやすい
口、胸、性器などのプライベートパーツについて学ぶことができる
自分も他人もひとりひとりが大切な存在である、ということを知るきっかけになる
もしも嫌なことをされても、あなたは悪くないよ、ということも伝えることができる
だいじだいじどーこだ? はじめての「からだ」と「性」のえほん/えんみさきこ/かわはらみずまる【1000円以上送料無料】 価格:1320円 |
【だいじだいじどーこだ?】親の感想と子どもの反応
【親の感想】
全体的にとても分かりやすい内容で、3歳以上の子どもは理解できるのではないかと思います。
『だいじだいじ・・・』と繰り返しの言葉でリズム良く読めます。
3歳未満は細かい部分までは理解できなくても、『だいじな部分はここ!』という内容は分かると思うので、初めての性教育に適していると感じました。
体の仕組みについて細かい記載がある訳ではなく、プライベートパーツの重要性がメインの話で、小さな子から小学校低学年くらいまでに丁度良いと思います。
【子どもたちの反応】
4歳の娘はとても気に入ったようで、購入した翌日に『皆で読む!』と言って幼稚園にも持っていきました(笑)
読み終わった後に、
- 口と水着で隠れている場所は大切な場所
- プライベートパーツは人に見せたり触らせてはいけない。
という内容の話を何度も話してくれたので、いろいろな気づきがあったのだと思います。
3歳になったばかりの次女は、全てを理解できている訳ではなさそうでしたが、『ここはだいじなんだよ!』とお風呂の時に教えてくれて、大事な場所であることは理解できた様子でした。
だいじだいじどーこだ? はじめての「からだ」と「性」のえほん/えんみさきこ/かわはらみずまる【1000円以上送料無料】 価格:1320円 |
KADOKAWA 性の絵本 みんなが持ってるたからものってなーんだ?
KADOKAWA 【性の絵本 みんなが持ってるたからものってなーんだ?】
みんなが持っている体と、防犯についてまでの記載があるとのことで購入してみました。

この本のポイント
男の子と女の子の体の違いが分かる
大人になった時、男女で体がどのように変わるのか分かる
赤ちゃんはどのように出来るのかが分かる
『こころ』と『からだ』両方を守ることの必要性が記載されている
自分の体だけでなく他の人の体も大切なんだよ、ということにも触れている
性の絵本 みんながもってるたからものってなーんだ? [ たきれい ] 価格:1650円 |
【性の絵本 みんなが持ってるたからものってなーんだ?】親の感想と子どもの反応
【親の感想】
この本は、プライベートパーツの話だけでなく、男女の体の違いや赤ちゃんがどう出来るかについてなど、一歩踏み込んだ内容になっています。
子ども向けにマイルドな絵になっていますが、動物の『交尾』や人間の『性行為』『射精』についての記載や挿絵も書いてあります。
このことについては賛否両論ありますが、私はとても大切なことなので、大人からきちんとした知識を伝えたいと思いました。
挿絵もあることで、一瞬子どもに読むことを躊躇しましたが、読んだ後は伝えられて良かったと思えました。
体外受精についても触れていて、不妊治療で子どもを授かった私にとって、このような記載があることは嬉しかったです。
ネットが普及し、親世代が子どもの頃とは違う情報量の中で生活している子どもたちに、親の立場から『心と体を守ることの大切さ』を伝えるきっかけになりました。

【子どもたちの反応】
刺激が強すぎるかな?と少し不安でしたが、子どもたちの反応は予想と全く違うものでした。
4歳の娘は、『赤ちゃんが初めはこんなに小さいんだよ!でもだんだんお腹で大きくなるんだよ!』と目をキラキラさせていました。
『こころ』の理解が難しかったようで、『こころってなに?』と聞かれ、説明に困りましたが、
『○○ちゃん大好き〜!ぎゅー!ってママにされたら嬉しい?その嬉しいって気持ちが心だよ。悲しい気持ちも、嬉しい気持ちも、○○ちゃんだけの大切な心なんだよ』と伝えると、納得した様子でした。
3歳になったばかりの次女は少し難しかったようでしたが、『悪い人がお尻触ったら大きな声出すんだよ!あと大人に言う!』と言っていたので、ポイントで理解できた部分もあったようです。
『生理』や『性行為』『こころと体』『性犯罪』などテーマが一歩踏み込んだ内容となっているので、2〜3歳には少し難しいと感じるかもしれません。
4歳過ぎた頃から10歳くらいまでの子ども向けの本だと思います。
性の絵本 みんながもってるたからものってなーんだ? [ たきれい ] 価格:1650円 |
子どもに性教育の話はいつからするべき?
子どもへの性教育はいつからすべきなのか・・・
『子どもが質問をしてきた時がタイミング』という内容のこちらの記事を目にしました。
2〜3歳くらいのウンチやオシッコが楽しい時期を過ぎ『恥ずかしい』という感情が出てくる4〜5歳。
娘も4歳になってすぐくらいの時にお友達と家で遊んでいて、服が汚れたのでお着替えをさせようとしたら、『こっちでお着替えは恥ずかしいからあっちのお部屋で着替える』と言っていました。
【人に下着姿を見られるのが恥ずかしい】という感覚が芽生えたんだ!と驚いたのを覚えています。
それって自分のからだについての自覚が芽生えた第一歩だな、と感じました。

それから少しして【赤ちゃんはどこから出てくるのか】【大人になったらみんな赤ちゃんを産むのか】という内容の質問が出てくるように。
このように、体についての興味を持ち始めた頃が、初めての性教育に適した時期なのではないかと思います。
今回、子どもの性教育の絵本を購入したことで、初めて性について伝えることができました。
興味を持ち始めたら、大人が正しい知識を子どもに合わせたレベルで教えてあげることが重要だと思いました。
絵本購入をきっかけに、子どもの性教育の重要性について考えた
冒頭で触れたように、私たち親世代は、両親や大人からきちんとした性教育がなかった世代であると感じます。
自分の体について知る機会があまりに少なかったのです。
私は妊活をするまで、自分の排卵日がいつなのかも知りませんでしたし、セックスについても漫画や雑誌などから得た知識がほとんどでした。

私が今でも忘れられないのが、妊活中に主人にタイミング法の話をすると『じゃあ子ども欲しい人は皆今日とか明日とか決めてしてるってこと!?』と驚かれたんです。
え?そうだよ?ってびっくりしました。
主人はセックスをして運が良ければできる、という認識で、排卵や生理の仕組みについて全く知らなかったのです。
主人は男三兄弟で、男子校出身。それなりに彼女はいたはずなんですが、そういう知識について全く知らなくて驚きました。
生理についても『なんか血出るやつ』レベルの認識でした。
このように、夫婦になってもお互いの体についての知識がなかった私たちは、妊活でとても苦労し、傷つく事が多かったです。
無知が理由で傷つけたり傷つかないで欲しい
性に関することはとてもデリケートで、繊細で、ひとりひとり向き合い方が違くて、それ故に傷つきやすいジャンルであると思います。
子どものうちから、性についての正しい知識を持つことで、自分を守り、他人への理解も深まると思いました。
傷ついたり、傷つけることは、性に限らず【無知】が理由な事が多いです。
ネットは情報がたくさんありますが、子どもたちはきちんと正しい情報を、正しいタイミングで受け取れるでしょうか?
間違った知識によって【自分は普通じゃないんだ】と悩んだり不安に思って欲しくない。
大人がきちんと然るべきタイミングで、然るべき情報を与えられ、そのことによって傷ついたり、傷つけたりする機会が少しでも減ると良いな、と思いました。
私が購入した二冊以外にもさまざまな絵本が出ていますので、良いものがあったら是非教えてください。
みなさまのお役に立てたら幸いです。